お家が清潔になると嬉しい反面、毎日のお掃除や年末の大掃除は、大きな家事負担の一つですよね。
そんな面倒なお掃除が、ちょっとのコツで楽になることをご存知でしょうか?
この記事では、お掃除を簡単にする20の裏技について紹介していきます。
参考にして、お家やお部屋を清潔に保ちましょう。
掃除を簡単にする裏技に役立つアイテム
掃除の裏技を紹介する前に、裏技に使うためのアイテムをチェックしておきましょう。
といっても、特別なものはなく普段の掃除で使うものがほとんどです。
さらには、意外なアイテムも掃除に使えます。
重曹・クエン酸
重曹、クエン酸は、掃除の定番アイテムで、安全性の高い天然由来の成分を含んでいます。掃除のためにストックしている家庭も多いのではないでしょうか?
重曹はアルカリ性で、油汚れ、手あか、タバコのヤニ、カビ、消臭などに効果的です。
一方のクエン酸は酸性で、石けんかすや水垢の除去に効果があります。
この2つのアイテムを持っておくことで、専用の洗剤を購入しなくても、さまざまな汚れに対応できます。
軍手・ストッキング
ガーデニングなどで使う軍手や、穴が空いたストッキングは、実は掃除でも大活躍します。
ゴム手袋をした上に軍手を重ねれば、ぞうきんのように使え、細かい隙間の掃除が簡単に行えます。
また、ほうきの柄やハンガーの先にストッキングを被せれば、エアコンの上や電球カバーなど、手の届かない場所の掃除が容易になります。
しかも、どちらも柔らかい素材なので対象物を傷つけるリスクも低いので、取り回しも簡単です。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジとは、メラミン樹脂から作られたスポンジで、普通のスポンジよりも密度が高く、水だけで汚れを絡め取り対象物をきれいにします。
水あかやキッチンの油汚れに使用するのが定番ですが、網戸や壁紙などの汚れも効果的に取り除けます。
ただし、洗浄力が高いので、傷つきやすい素材や塗装してあるものには使用しないようにしましょう。
ラップ・キッチンペーパー
料理で使うラップやキッチンペーパーは、掃除の裏技で活躍します。
ラップとキッチンペーパーを使って洗剤と汚れを密封することで浸透率をアップさせ、汚れをこすらずに簡単に取り除けるようになります。
洗面台の鏡やシンク、油汚れが飛び散ったキッチンの壁などにおすすめの掃除方法です。
ゴム手袋
ゴム手袋は、掃除の際に手を保護し、皮膚を手荒れや汚れから守る定番アイテムですが、手の保護以外の役割でも活躍します。
例えば、ゴム手袋をしてカーペットやソファをなでると、ホコリやゴミがまとめて取れます。
掃除機では吸いきれない細かなゴミも手軽に取り除け、さらには払えば落ちるので、ゴミ箱に捨てるのも簡単です。
掃除を簡単にする10の裏技
それでは、実際に家庭で使える掃除の裏技について解説していきます。
掃除場所によって分類してみました。
お風呂場の掃除の裏技
1.酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗い
お風呂場の浴槽にお湯を張り、酸素系漂白剤を溶かします。
その中に洗面おけや椅子、シャンプーボトルなどを入れて一晩おくと、浴槽の皮脂汚れと一緒につけ置きしたアイテムもきれいになります。
つけ置きしておいたものは、シャワーとスポンジで軽くなでるだけで簡単にカビや汚れが落とせるようになります。
2.ラップとキッチンペーパーを使ったパック
お風呂や水回りに発生する、カビや水あかなどの頑固な汚れには、ラップパックが役立ちます。
汚れが気になる部分に洗剤をかけて、キッチンペーパーを乗せ、さらにその上からラップで密封してしばらくおいておきます。
その後ラップを取り、スポンジで軽くこすると、頑固な汚れが簡単に取れるようになります。
お風呂場のタイルや扉のシーリング部分、タイルの隙間、蛇口などの金属部分、壁や鏡などあらゆる場所で効果的な裏技です。
トイレの掃除の裏技
3.重曹とクエン酸を使った便器のカビ取
トイレの便器のカビ汚れを取り除くには、重曹とクエン酸を活用しましょう。
- 重曹を便器内にまんべんなく振りかけます。
- スプレーボトルに水100mLに対しクエン酸小さじ1/2杯を混ぜたクエン酸水を作成し、便器内に吹き付けます。
- 10分ほど放置してカビと馴染ませます。
- トイレブラシを使って便器内のカビをこすり落とします。
- 最後に水で洗い流すことで、便器を清潔に保ちます。
カビに効果的と言われている塩素系洗剤よりも安全なカビ取りの裏技です。
洗面台の掃除の裏技
4.洗面台周りの皮脂汚れには重曹が効果的
洗面台周りの皮脂汚れや頑固なシミは酸性の性質をもつ汚れなので、アルカリ性の重曹を使用します。
ぬるめのお湯で重曹を溶かし、洗面台の汚れが気になる部分に塗布します。スプレーボトルの中で溶かすと簡単です。
一晩置いて、水を含ませたスポンジで洗い流すと大体の汚れは取れます。
窓や天井の掃除の裏技
5.静電気を利用して窓ガラスのホコリを取る
窓ガラスのホコリや微細な汚れを効果的に取り除く方法として、静電気を利用する裏技があります。
洗濯物で使う針金のハンガーに、使用済みのストッキングをかぶせ何度かこすった後に窓ガラスを拭きます。
こすることで静電気を発生させ、窓ガラスに付着したホコリが簡単にストッキングに吸着されます。
ハンガーの形を変えることで、高所の窓ガラスやエアコンの上なども掃除ができ、様々な場所で活躍する、実用的な裏技です。
6.天井の掃除にはフローリングワイパーを活用
天井には意外とホコリが付着しており、ことあるごとに落ちてきます。知らず知らずのうちに私たちはそのホコリを吸い込んでしまっているのです。
そのため、大掃除の際には天井も掃除しておきましょう。
天井の掃除は、床を磨くフローリングワイパーを使って行いましょう。モップの部分が塗らせるタイプのものであればそのまま使用するか、もしくはぬらしたタオルを巻きつけて天井を掃除します。
7.メラミンスポンジを使った網戸の汚れ取り
網戸の掃除にはメラミンスポンジを活用しましょう。
メラミンスポンジを水に浸し、網戸にあてて軽くこすると、汚れが驚くほど簡単に取れます。
網戸の汚れや花粉などが気になる季節に有効で、さらに洗剤も必要ありません。
一定の方向に軽くこするのがコツです。
キッチンの掃除の裏技
8.ラップとクレンザーでキッチン掃除
丸めたラップにクレンザーをつけて、フライパンやIHヒーターをこすると、驚くほど焦げ付き汚れが取れます。
スポンジやブラシよりも効果的で、使用済みのラップでも問題ありません。水あかやシンクの汚れにも効果的でコスパの高い裏技です。
そのほかの場所の掃除の裏技
9.消毒用エタノールを使ったふき掃除
キッチンで使う消毒用エタノールを使用して、あらゆる場所のふき掃除が可能です。
キッチンの油汚れに効果的なエタノールですが、消毒効果があるので頻繁に手で触れるドアノブや冷蔵庫内など衛生が気になる場所のふき掃除にも向いています。
ただし、エタノールは引火性があるため、火気には注意して使用しましょう。
10.消しゴムを使った手アカ汚れの掃除
キーボードやリモコンなどに付いた手アカの黒ずみを消しゴムを使って取り除くことができます。消しゴムを使うだけで手軽に黒ずみを落とせます。
消しかすが出るので、新聞紙などを引いて行いましょう。
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