意外と簡単? トイレを簡単に掃除できる方法を解説

日々使うトイレの掃除は、家事の中でも優先順位が高いものの、面倒に感じてしまいますよね。

そこでこの記事では、忙しい人でも簡単にできるトイレの掃除方法について解説していきます。

必要な頻度や、しっかりきれいにする方法についても紹介しているので、この記事を読めば、トイレ掃除に必要な情報のほとんどを得られるようになっています。

トイレ掃除は簡単?難しい?

  • トイレ掃除

家庭の水回りには様々な汚れが発生します。

キッチンや洗面台、お風呂などの掃除はもちろん欠かせませんが、中でも排せつを行うトイレ掃除は難しいイメージがあります。

しかし、トイレの掃除はスペースが限られており、汚れの種類や汚れる場所も大体決まっています。

トイレの日々のお手入れは、キッチンの掃除のように毎日行う必要もないので、他の水回りと比べても簡単に掃除が可能です。

方法を学んで手順に慣れれば、トイレ掃除は3分以内に終わらせることもできます。

トイレ掃除の頻度

トイレ掃除は週に1回の簡単な掃除でOKです。

週1回の掃除では、掃除する場所を汚れやすい便器と便座裏、床に絞って掃除を行います。

そのほかの、手洗い場やトイレタンクなどの設備は毎週行う必要はありません。

2週間に1回から月に1回くらいを目安に掃除すると良いでしょう。

トイレ掃除に必要な道具

トイレ掃除には、専用の道具や洗剤が必要です。といっても、トイレ掃除に必要な道具は多くありません。

掃除を開始する前にそろえておきましょう。

必要なもの
  • トイレ用洗剤
  • トイレットペーパー
  • ゴム手袋
  • トイレブラシ
  • 重曹
  • クエン酸
  • スポンジ
あったら便利なもの
  • 酸性洗剤
  • カビ取り洗剤
  • 中性洗剤
  • 使い古した歯ブラシ
  • ラップ

簡単なトイレ掃除の手順

  • 掃除

それでは簡単な掃除の手順を解説していきます。簡単な掃除は1週間に1回を目安に、便器、便座、床を掃除していきます。

トイレタンクの掃除は月に1回が目安ですが、お手入れ方法が非常に簡単なので、ここで紹介します。

便器と床の掃除

  1. 掃除の前に、トイレマットなどトイレの床に置いてあるものがあれば外に出しておきましょう。
  2. ゴム手袋をつけ、トイレの便座の裏と便器のふち、水たまり部分、便器の裏側にトイレ用洗剤をスプレーし、1分放置します。
  3. 放置している間に、トイレ用洗剤を折り畳んだトイレットペーパーにつけ、床を拭き掃除します。特に、便器と床の境目は汚れやすいので重点的に行います。床掃除が終わったら、トイレットペーパーを捨てましょう。
  4. 1分経過したら、トイレ用ブラシで水たまり部分を洗います。
  5. 次に新しいトイレットペーパーで、便座の裏と便器のふちや裏側を拭いていきます。便器と便座のつなぎ目は特に汚れがつきやすいポイントです。
  6. 拭き終わったらトイレットペーパーを捨てて、水を流します。
  7. どけていたものを床に戻して完了です。

洗剤が汚れに浸透する時間を利用して、床の拭き掃除を行うのが、時短のポイントです。

この手順で行えば、大体3分ほどで掃除が完了します。

トイレタンクの掃除

  1. 重曹を大さじ1杯分用意しておきます。
  2. トイレタンクに手洗い場がついているタイプは上部の穴から、なければタンクのふたをずらして重曹をいれます。
  3. 6時間以上放置して完了です。

トイレタンク内は普段は見ることがないので、掃除が難しい印象がありますが、基本的なお手入れは重曹を入れるだけで完了します。

重曹には、カビの発生を抑える効果があり、定期的に重曹をいれておくだけでタンクの中を清潔に保てます。

つけおき時間が長いので、寝る前や外出前などトイレを使わない時間に行うと良いでしょう。

しっかりきれいにするトイレ掃除の手順

ここでは、汚れが気になった際の掃除方法について解説します。

TOTOの「ウォシュレット®」ノズルやINAXの「シャワートイレ®」などの温水洗浄便座の掃除方法に関しては各メーカーによって異なるので、ここでは代表的な方法を紹介します。

トイレの説明書を確認するか、メーカーに確認してから行うようにしましょう。

温水洗浄便座のノズルの掃除

  1. 最初に温水洗浄便座のノズルを伸ばした状態にします。コントロールパネルから「ノズル洗浄」を選択します。
  2. 温水洗浄便座のノズルが伸びたら、トイレ用洗剤をスプレーし1分以上放置します。
  3. 1分経過したら、ノズルを破損させないように優しくスポンジで洗浄します。
  4. 最後に水で湿らせたトイレットペーパーで泡を拭いて完了です。

温水洗浄便座はトイレの中でも汚れやすい部分です。

主に、尿石やカビなどの汚れが付着します。

トイレ用洗剤で落ちない場合は、尿石には酸性洗剤を使い、カビにはカビ取り洗剤を使って洗浄します。

ただし、混ぜると非常に危険なので別々に行う必要があります。

手洗い場、鏡の掃除

  1. 水100mlに対し、クエン酸小さじ1を溶かしておきます。
  2. トイレ用洗剤をトイレットペーパーに含ませて、鏡と手洗い場を拭いて目立つ汚れを落とします。
  3. 白い水あかが残っている部分には、トイレットペーパーにクエン酸水を染み込ませ湿布します。
  4. 上から料理で使うラップを被せるとさらに効果的です。
  5. 1時間以上放置。
  6. 時間が経ったら湿布をはがし、水で湿らせたトイレットペーパーで拭いて完了です。

手洗い場や鏡についている白いシミのような汚れは水あかです。

水あかにはクエン酸が効果的なので、クエン酸を湿布して落とします。

トイレタンクの掃除

  1. マイナスドライバーを使い、トイレタンクの横にある止水栓を閉めます。
  2. トイレタンクのふたを外します。蛇口が一体になっているものは、給水ホースも一緒に外します。
  3. お風呂場など水を使える場所にふたを持っていき、お風呂用の洗剤を使ってスポンジで磨きます。
  4. 汚れが落ちたら水で流し、水気を拭き取って乾燥させます。
  5. トイレに戻り、タンクの中を洗浄します。トイレタンクには水がたまった状態で、主に汚れは水面より上に発生します。
  6. 中性洗剤(もしくはクエン酸水)をスポンジにつけ、水面より上を洗います。
  7. 万一、タンクの中に汚れがあれば、一度レバーを回して水を抜いてから、タンク内のパーツに触れないように長めのブラシを使って磨きます。
  8. 汚れが落ちたら、ゆっくり止水栓を開けてタンク内に水を戻します。
  9. ふたをして完了です。

トイレタンク内は月に1回の重曹のつけ置きを行っておけば、あまり汚れません。

ただし、3カ月に1回はタンクのふたを開けて中の状態をチェックしておきましょう。

汚れがついていたら掃除を行いますが、このとき漂白剤など強力な洗剤を使ってしまうと、内部のパーツを傷めてしまいます。

台所用の中性洗剤や、クエン酸水を用いて掃除しましょう。

見落としがちな掃除ポイント

トイレの中で、見落としがちな掃除ポイントについてもチェックしておきましょう。

頻繁な掃除は必要ないものの、何かのついでに掃除し、おおよそ半年から一年に1回くらいのペースで掃除してあげると良いでしょう。

キャビネット

トイレのキャビネットや棚も忘れずに掃除しておきましょう。

特に、天井近くについているタイプはいつの間にかほこりがたまっています。

気がついたときに拭き掃除して、ほこりを落としておきます。

換気扇

換気扇を掃除する際にはフィルターを外し、取り外しが可能であれば内部のプロペラも外して行います。

タライに中性洗剤を溶かした水をいれ、つけながらスポンジで汚れを落としましょう。

使い古した歯ブラシがあると、フィルターの細かい目もきれいになります。

まとめ

トイレを簡単に掃除する方法について解説しました。

トイレ掃除は週に1回の簡単な掃除を行うだけで、清潔な状態に保てます。

掃除時間も慣れてくると3分くらいで終わるので、忙しい人でも無理なく取り組めるでしょう。

トイレタンクやキャビネット、換気扇は定期的に確認して汚れが気になった段階で掃除すると良いでしょう。

WRITER
    • WDW 編集部
    • 株式会社ウォーターデザインワールド(WDW) 編集部は、当社の製品であるUFB DUAL®の魅力的を伝えるだけでなく、水と健康に関する有益な情報を提供することで、お客様の生活に役立つライフハックを提供しております。

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