ナノバブルは肌荒れに効果はあるのか?

肌がカサついたり、ニキビができてしまう「肌荒れ」。

肌荒れが起こってしまうと、見た目が気になることはもちろん、化粧ノリが悪くなったり、ときにはかゆみなどが起こるので、気になって仕事や家事が手につかないということも。

そんな肌荒れに悩む人たちに最近注目されているのが「ナノバブル」です。

この記事では、肌荒れが起きる原因やナノバブルが肌荒れに対して与える効果について解説していきます。

肌荒れとは?

一言で肌荒れといっても現れる症状は様々で、その原因も多岐にわたります。

肌荒れは健康で整った肌の状態から、肌表面の潤いとなめらかさが損なわれ、カサつきやトラブルが現れる状態を指します。

肌が荒れると、赤みやニキビが発生するなど、表面的なトラブルが発生し、ときにはかゆみなどの不快感をともなうこともあります。

肌荒れを放置してしまうと、跡が残ってしまうこともあるので早めのケアと、肌荒れが起きにくいように日々の予防が大切です。

肌荒れの原因

乾燥

肌荒れの原因の一つは乾燥です。

肌が乾燥すると、外部からの刺激から皮膚を守るためのバリア機能が低下し、細菌や外部の汚れが皮膚内に侵入することがあります。

また、肌が乾燥するとバリア機能をもつ皮脂を分泌しようとするので、毛穴の開きやくすみなどの原因となります。

汚れ

皮膚は、体から不要になった物質を汗や皮脂とともに外部に排出する機能を持っています。

これらの代謝物が長期間放置されることで、肌荒れの原因となることがあります。

さらに体質によっては、花粉やハウスダストなど外部の刺激によっても肌荒れを起こす人もいます。

かゆみをともなうこともありますが、ひっかいてしまうとさらに肌荒れがひどくなるばかりか、色素沈着を起こし黒くなってしまう危険もあります。

細菌

皮脂が過剰に分泌されると、皮脂をエサとする最近が繁殖してしまい、肌荒れの原因となります。

代表的なのはアクネ菌で、繁殖すると毛根を炎症させてニキビとなってしまいます。

紫外線

紫外線は肌にとって大敵です。

シミや日焼けの原因になるだけでなく、肌から潤いを失わさせバリア機能を低下させます。

肌の乾燥状態を悪化させ、紫外線を強く浴びた直後は肌荒れしやすい状態となっています。

夏の日差し以外にも紫外線は含まれているので、毎日日焼け止めを塗って対策する必要があります。

肌荒れで起こること

カサつきや毛穴の開き

肌荒れの初期段階として、まずはカサつきや毛穴の開きとなって現れます。

カサつきや毛穴の開きは主に乾燥が原因で、肌の潤い不足や、皮脂が分泌されることによって起こります。

顔の表面の皮脂は、肌を外部の刺激から守るためのバリアとしての機能を持っています。

そのため、肌表面の水分が少なくなってカサつきくようになると、皮膚は自動的に皮脂を分泌して外気から肌を守ろうとします。

皮脂は毛穴から分泌されるため、このとき毛穴が開くのです。

皮脂の分泌量には個人差もあり、肌が乾燥するとカサつきとして現れるタイプの人や、毛穴の広がりに現れるタイプの人、もしくは両方とも起こる人など様々です。

赤みやニキビ

肌が荒れていると感じるとき、わかりやすいのは赤みやニキビなど目に見えてわかる症状です。

乾燥した肌の状態が続き、皮脂が過剰に分泌されると毛穴の中で詰まることがあります。

毛穴が詰まると、正常な排出が妨げられ、皮膚の中に皮脂が溜まり毛根が炎症を起こし、ニキビとなって現れます。

また、紫外線に当たり続けると肌がひりつくような感覚とともに赤みが現れることもあります。

将来的にシミやそばかすの原因になったり、跡として残ったりするので、ニキビや赤みが出た際は早めのケアが大切です。

くすみ、黒ずみ

毛穴が開くことで、顔の中に影ができやすくなり肌がくすんで見えるようになります。

さらに、開いた毛穴に汚れがたまったり、ニキビ跡が原因で毛穴が黒くなると肌を正常な状態に戻すのには時間がかかります。

肌が汚れて見え、見た目の印象もあまり良くありません。

ナノバブルの特性

ナノバブルは、美容サロンや医療機関で使用されている極小の泡のことです。もしくはその泡を含んだ水のことをナノバブルと呼ぶこともあります。

ナノバブルの気泡は直径1μm未満しかなく、だいたい毛穴の大体1/200くらいの大きさです。

そのため、あらゆる隙間に入り込むことができ、様々な汚れを洗浄することも可能です。

その小ささから、ナノバブルにはほとんど浮力がなく、通常の泡のように水面に出てきてあぶくとなって消えることはありません。

また、泡の一つひとつがマイナス電荷を帯電しており、お互いが反発し合うのと同時にプラス電荷をもつ物質に吸着する性質があります。

汚れの多くはプラス電荷を持っているので、ナノバブルを使用することで効果的に落とすことが可能なのです。

美容サロンでは、顧客の髪を洗うのに使用されたり、繊維に入り込んだ汚れや臭いを落とせるので、タオルの洗浄にも用いられています。

医療機関では、高い清潔さを求められる医療機器の洗浄などに役立てられています。

ナノバブルが肌荒れに与える影響

ナノバブルを肌に使用した場合、汚れや皮脂由来の肌荒れを予防する効果があります。

ナノバブルで洗顔することで、肌のキメを整えて肌荒れが起こるのを防いでくれます。

もちろん、ナノバブルを使用しない通常の洗顔でも肌の表面を清潔にすることは可能ですが、毛穴の奥までは洗うことはできません。

水滴の大きさは、霧状のもので0.125mmほどで毛と毛穴の隙間から、皮膚の中に入り込むことができません。シャワーで使用する水滴は、もちろんこのサイズよりも大きくなります。

先ほど触れた通り、ナノバブルの大きさは通常の状態の毛穴の約1/200の大きさです。

毛の太さが黒いしっかりした毛で0.1mmほど、産毛が0.01mmほどです。

ナノバブルであれば、毛と毛穴の隙間から皮膚の中に入り込むことができ、肌荒れの原因となる皮脂や汚れ、細菌までもきれいに落とすことが可能です。

さらに、ナノバブルは通常の水と比較して肌への浸透効果も高く、洗顔後の潤いが長時間続きます。

顔を洗ってから、化粧水をつけるまでのインターバルが長くなるので、肌を常に潤いある状態に保てます。

肌荒れの原因となる汚れを効率よく取り除け、乾燥も防いでくれることから、ナノバブルは肌荒れに対して高い予防効果があると言えるでしょう。

敏感肌やアレルギーでも使えるナノバブル

ナノバブルは水と空気だけを使って作られます。

そのため、アレルギーのある人や敏感肌で洗顔料や洗剤の使用が制限されている人でも安心して利用できます。

さらに、ペットを洗うときも洗剤を使用しなくても十分に臭いや汚れを落とすことができます。

洗剤を利用しなくても、ナノバブルは十分な洗浄力を持っており、メイクや油性ペンでかいた落書きなども水を当てるだけで落とすことが可能です。

また、洗剤の種類によっては界面活性剤が含まれており、流しきれずにお風呂や洗面台に石けんかすとして残ってしまうこともあります。

ナノバブルを使用することで、こういった掃除の手間も減らすことができます。

洗剤の節約にもなるので、スキンケアだけではなく生活のあらゆるシーンでナノバブルのメリットを体感できるでしょう。

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    • WDW 編集部
    • 株式会社ウォーターデザインワールド(WDW) 編集部は、当社の製品であるUFB DUAL®の魅力的を伝えるだけでなく、水と健康に関する有益な情報を提供することで、お客様の生活に役立つライフハックを提供しております。

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