UFB DUAL®(ユーエフビーデュアル)を導入することで、お風呂場だけではなく洗濯機や洗面台などでもナノバブルの効果を体感できます。
そこで今回は洗濯を始めとした毎日の家事の中で、ナノバブルの具体的な効果について説明していきます。
洗濯機でのナノバブル活用方法
UFB DUAL®が発生させる微細な泡は、洗濯や掃除など毎日の家事で効果を発揮します。
この極小の泡のことを「ナノバブル」といい、気泡の直径が1μm未満しかありません。この大きさは地球を1mに例えたとき、ビー玉くらいのサイズに相当します。
そのため、手で感触を確かめることも目で捉えることもできません。
UFB DUAL®で発生させた水の中には見えないナノバブルが大量に含まれており、匂いや汚れを落とす効果があります。
汚れが落ちやすい
ナノバブルで洗濯することで、小さな泡が繊維の隙間に入り込み、汚れを吸着します。
ナノバブルは生物由来の汚れを吸着し分解する特性を持っており、見た目の汚れだけではなく染みついた臭いの除去も可能です。
特に、運動着やくつ下など、臭いのつきやすい衣類の洗濯におすすめ。臭いの素自体を分解するので、一緒に洗濯しても他の衣類に臭いがうつることもありません。
また、臭いの原因を除去できるので部屋干ししても臭いにくいという効果もあります。
節水が可能
ナノバブルを利用することで、すすぎの回数を減らせ節水につながります。
ナノバブルは汚れを落とすだけでなく、洗濯物についた余分な洗剤も素早く取り除けるので、すすぎが少なくてすむのです。
すすぎの回数が減ることで、衣類の洗濯劣化を防ぐこともでき、さらに電気代も節約にもつながります。
洗濯機本体も綺麗にできる
ナノバブルは洗濯槽に蓄積したバイオフィルムの除去も可能です。
バイオフィルムとは雑菌やカビなどが集まってできた汚れのことで、せっかく洗濯しても洗濯槽についているバイオフィルムが衣類に付着することで、かえって汚してしまうこともあります。
また、洗濯槽のバイオフィルムを落とすには、専用の溶剤を使う必要があり余分に水も必要でした。
しかし、ナノバブルを利用すれば洗濯と同時に洗濯槽の掃除が可能になり、常に洗濯槽を清潔な状態に保てます。
一点注意したいのは、最初に洗濯機でナノバブルを利用する際は衣類を入れずに洗濯しましょう。
これまで蓄積したバイオフィルムがナノバブルによって落ちることで、衣類に付着する可能性があります。
ナノバブルを施工することによる効果
洗濯水を、普通の水からナノバブルに変えるだけで毎日の洗濯の手間が少なくなることがわかりました。
また、自宅にUFB DUAL®のようなナノバブル生成装置を施工することで、それ以外の家事でも負担や環境への負荷を減らせます。
家事の手間が減らせる
ナノバブルは、掃除や料理の負担を減らしてくれます。
ナノバブルの小さな泡が食材と汚れの隙間に入り込み、汚れを浮かして落ちやすくします。また、凹凸のある野菜などの土汚れも素早く落とせるので、料理時間の短縮も可能です。
また使った後の水が配管に流れることで、自動でバイオフィルムを除去してくれます。配水管の中の掃除を負担に感じている人も多いので、これは嬉しい機能ですね。
同じくトイレや洗面台でもナノバブルを使用することで、バイオフィルムの除去が可能。毎日水を使うだけで小バエや臭いの発生を抑えられるので、洗濯以外でもナノバブルは活躍します。
水道代を節約できる
ナノバブルを家事に取り入れることで、節水効果もあります。
先に紹介した洗濯機のすすぎの回数を減らして節水するのと同様に、トイレでの節水効果もあります。
トイレの水をナノバブルにすることで、トイレに汚れがつきにくくなります。そのため掃除の手間を減らせ、節水にもつながります。
そのほか、掃除に水が必要なシーンでナノバブルは時短と節水を実現します。
また、家庭で使用するナノバブルは水と空気によって作られ、電源や外部のエネルギーを必要としません。
一度導入すると、ランニングコストがかからないということもメリットです。
ナノバブルの特徴
では、どうしてナノバブルは洗浄力が高いのでしょうか?
ナノバブルには「泡が小さい」「マイナスの電荷を帯電している」という2つの特性があります。
ナノバブルの泡は非常に小さく1μm未満。ナノ単位の泡であることからナノバブルと呼ばれています。
ちなみに、気泡の直径が0.1mm以上の泡をミリバブル、センチ単位の泡をセンチバブルと呼びます。私たちが普段目にする泡は、センチバブルやミリバブルです。
一方のナノバブルは目で捉えられないほど小さく、水では入り込めない場所にも侵入ができることから家庭以外でも企業や研究機関に利用されています。
- 半導体工場で
私たちが日々使用する、スマホやパソコンに不可欠な半導体の洗い上げに、ナノバブルは採用されています。水以外の費用がかからず、洗浄用の溶剤も減らせることから、環境負荷を減らすことにもつながっています。 - 美容室で
シャンプーや道具の洗浄にナノバブルを使用する美容室も増えてきました。ナノバブルが頭皮の毛穴に入り込むことで、古い角質や皮脂を落とし高い洗浄力を発揮します。また、タオルなどの洗濯に利用することでいつも清潔な状態を保っています。
また、ナノバブルには他の大きな泡と違いマイナスの電荷を帯電するという特徴を持っています。
水中でナノバブルが発生しても、マイナスの電荷をもつ泡同士が反発し合い、他の泡のように一つになって大きな泡になることはありません。
そのため、浮力が生まれず長期間水の中にとどまり続けやがて水の中で消えていきます。
反対に、プラスの電荷をもつ物質を引き寄せる性質があり、雑菌や生物由来の汚れに吸着します。そして、ナノバブルが消える際に吸着した汚れも分解してしまいます。
「汚れを浮かせて落とす」という言葉の中には、このようなメカニズムがあるのです。
このことから、バイオフィルムに対して特に高い洗浄力を発揮するので、洗濯において高い効果が得られるのです。
また、この特性は家庭での洗濯以外にも、さまざまなシーンで利用されています。
- 排水処理施設で
ナノバブルは水中に発生し、プラス電荷の汚れに吸着する性質を持つことから、排水処理施設で利用されています。また、ナノバブルは水の中で消えるときに、吸着した汚れも分解するという特性もあります。つまり環境にほとんど負荷をかけずに水を清潔な状態に戻せるのです。 - 海の水質改善に
ナノバブルは、漁業に被害を与える赤潮の発生を抑制するためにも用いられています。プラスの電荷をもつプランクトンの死骸をナノバブルで分解することで、海の生態系を守る試みがされています。
日本の清潔な水はナノバブルの技術によって、守られていると言えるでしょう。
そして、現在ナノバブルを発生させる装置が小型化したことから、家庭への導入が進んでいるのです。
ナノバブルの価格帯比較
ナノバブルを洗濯機に導入する際の価格について紹介します。
洗濯機でナノバブルを使用する場合、大きく2つの方法があり、洗濯機専用のナノバブルノズルを取り付けるかUFB DUAL®を使用するかのどちらかです。
洗濯機専用のナノバブル発生装置は、洗濯機の給水ホースに取り付けて使用します。1万円前後の低予算から導入できるのがメリットで気軽にナノバブルの洗浄効果を実感できるでしょう。
一方、おすすめの方法はUFB DUAL®の導入です。
UFB DUAL®は医療機関などでも導入が進む、今最も評判のナノバブルの生成設備です。
洗濯機を含む家全体の水をナノバブルにできるので、キッチンや洗面台、トイレでもナノバブルの高い洗浄効果が活躍します。
価格は25万円以上と比較すると高めですが、取り付けると半永久的にメンテナンスフリーで使用でき、ランニングコストもかかりません。
個別でナノバブルの装置をつけるとそれ以上かかってしまうので、コストパフォーマンスは十分と言えるでしょう。