美肌や保湿にも効果的 ナノバブルシャワーの特徴とは

美容にも効果的と言われるナノバブルシャワー。

しかし、ネット上を検索すると「ほんとに効果あるの?」という疑問も見つかります。

そこで今回は、ナノバブルシャワーの導入を悩んでいる人向けに、ナノバブルシャワーの効果について詳しく説明していきます。

ナノバブルシャワーが注目される理由

  • ナノバブルシャワーとは、水の中に微細な泡を含ませる装置、もしくは泡を含んだ水のことを指しています。

    この含まれている泡を「ナノバブル」といい、肌や髪をきれいにするという評判から、美意識の高い人や、肌荒れに悩む人たちに注目されるようになりました。

しかし、実は随分前からナノバブルは企業や研究機関で利用されており、見えないところで私たちの生活に欠かせない技術となっています。

ナノバブルとは1μm未満の泡のことで、その小ささから水中で発生しても目で見ることはできません。そして、私たちが普段目にする泡とは違う特性を持っています。

私たちがイメージする泡は炭酸飲料に浮かぶような大きな泡ではないでしょうか。目に見えないナノバブルに対して、この目に見える泡をセンチバブルやミリバブルと呼びます。

コップの中を観察してみると、大きな泡ほど早く水面に上がってあぶくとなって消え、小さな泡は底の方でコップにくっついているのがわかります。

泡はサイズが大きくなるほど浮力を増し、水面に上がろうとする力が強くなりますが、ナノバブルは非常に小さな泡なので、水面に上がる力よりも水圧がまさり、刺激を与えない限り長期間水の中にとどまり続けます。

また、ナノバブルはマイナス電荷を帯びており、それぞれの泡が反発し合います。そのため、泡同士が合一して大きな泡にならず、水圧によって少しずつ小さくなっていき最後は水の中で消えていきます。

このように、ナノバブルは「小さくて見えないこと」「マイナス電荷を帯びていること」などの特性をもち、その特性が多くの産業で利用されています。

  • 半導体の洗浄
    携帯電話やパソコンに使われる半導体の洗浄をナノバブルが担っています。ナノバブルは1μm未満の小さな泡なので、半導体の細部の洗浄が可能です。半導体の洗浄には薬剤が必要でしたが、ナノバブルの登場により少ない薬剤でも同等の洗浄効果が得られるようになりました。これにより、環境負荷の軽減に役立っているのです。
  • 水質浄化
    ナノバブルはマイナス電荷を帯びているという特性から、処理場や漁業での水質改善に用いられています。水中でナノバブルを発生させることによって、プラス電荷をもつ海中の汚れやプランクトンの死骸を取り除いています。
  • バイオフィルム除去
    一部公共のトイレや配水設備にナノバブルが使用されています。マイナス電荷を帯びるナノバブルには、配管内の汚れや細菌が集まってできるバイオフィルムを除去する効果があり、臭いや雑菌の繁殖を抑制します。
  • 農作物の活性化
    ナノバブルは農業現場でも利用されています。ナノバブルを含んだ水を農作物に与えると、小さな泡が酸素や大気中の有機物を取り込むことで、農作物の表面に栄養素を蓄える役割をはたします。そのため、農作物の成長促進につながっているのです。

このように、さまざまな産業でナノバブルは利用されてきましたが、ナノバブルを生成する機械が非常に大掛かりであったため、家庭での導入ができませんでした。

しかし近年になって、ナノバブルを生成する装置が小型化したため、一般でもその効果が注目されるようになったのです。

ナノバブルシャワーの効果と特徴

  • さまざまな業界で取り入れられるナノバブルシャワーですが、美容に関してはどのような効果があるのでしょうか?

    結論から話すと、ナノバブルシャワーの特性は美容においても十分な効果が見込めるでしょう。

美肌に効果的

毛穴の開き、お肌のくすみに悩んでいる人や、アレルギーで使えない化粧品が多いという人にナノバブルシャワーは効果的です。

ナノバブルシャワーは普通の水と比較して、高い洗浄効果を持っています。

普通の水よりも効果がある理由は泡のサイズにあります。

人間の毛穴の大きさはだいたい0.2mmほど。これに対し水滴のサイズは最小でも0.125〜0.250mmほどでシャワーで使う水の水滴はさらに大きくなります。

また、毛穴には毛も生えているためさらに入り込む隙間が狭くなり、普通の水では毛穴の奥までは洗浄できないのです。

一方のナノバブルは、1μm未満と人間の毛穴よりもはるかに小さなサイズです。そのため、毛穴の奥に入り込んで、古い皮脂や角質などの汚れを吸着します。

また、ナノバブルシャワーは水と空気のみで生成されるので、アレルギーを持つ人も使いやすいというメリットを持っています。

しっかり保湿ができる

ナノバブルシャワーを美容目的で取り入れるときに、最も注目したいのが普通の水と比べて保湿力がアップするという点です。

ナノバブルシャワーに含まれる微細な泡は、水と比較して浸透圧が高く、毛穴や皮膚の表面から浸透しやすいという特徴も持っています。

その特性からお肌をしっかりと保湿でき、さらにお湯にすると保温効果も期待できます。

ナノバブルシャワーの保湿、保温効果を最大限実感するためには、お風呂のお湯として使うことがおすすめです。

気になるデコルテや背中もスッキリ

デコルテや背中は、シャンプーや洗顔料の洗い残しがつきやすいエリア。洗浄が十分でないとシミや肌荒れの原因になります。

ナノバブルは手の届きにくいところもきれいに洗浄してくれるので、デコルテや背中に付着した洗い残しもきれいに落とせます。

身体が硬い人でも身体の隅々まできれいにできることも、ナノバブルシャワーの特徴です。

ナノバブルシャワーを使う方法

  • シャワー
  • では実際にナノバブルシャワーを自宅で使うには何が必要なのか説明していきます。

    ナノバブルシャワーを使用するには「シャワーヘッドの交換」や「UFB DUAL®(ユーエフビーデュアル)の導入」等いくつかの方法があります。

    それぞれの特徴を紹介します。

シャワーヘッドの交換

シャワーヘッドタイプのナノバブル生成設備は気軽に取り付けられることが大きなメリット。

シャワーホースに取り付けるだけなので、自分でも設置が可能で工賃なども必要ありません。

また、さまざまな種類のものがあり、生成する泡のサイズが小さくなるほど高価になる傾向があります。

デメリットとしては、お風呂場でしか使えないこと、耐用年数が短くメンテナンスが必要なことなどがあげられます。

UFB DUAL®(ユーエフビーデュアル)の設置

ナノバブルのもつ効果を最大限に利用したいと考えるのであればUFB DUAL®の導入をおすすめします。

UFB DUAL®とは、ノズルタイプのナノバブル生成設備で、水道管に直接取り付けます。

そのため、お風呂場以外でもナノバブルの高い洗浄能力を利用でき、毎日のお掃除や洗濯、歯磨きなどで効果を発揮します。

また、水道管内の水と、水に含まれる空気だけを利用してナノバブルを生成するので、外気を取り込みません。普通の水道の水と変わらない清潔さなので、飲料水として利用できます。

シャワーヘッドタイプと比較すると、高価なことと設置工事が必要なことがデメリットですが、一度取り付けるとメンテナンスフリーで使え、ランニングコストもかかりません。

そのため、長い目で見るとコストパフォーマンスに優れており、家を新築したりリフォームしたりするときに一緒に導入する人が多いようですね。

生活を支える水にこだわりたいという人は、ぜひナノバブルの効果を体感してみてください。

WRITER
    • WDW 編集部
    • 株式会社ウォーターデザインワールド(WDW) 編集部は、当社の製品であるUFB DUAL®の魅力的を伝えるだけでなく、水と健康に関する有益な情報を提供することで、お客様の生活に役立つライフハックを提供しております。

ナノバブル関連投稿

サービスについて詳しく知りたい方はお問い合わせください!