掃除の基本
夢のマイホームや、すてきなお部屋を賃貸しても、お家が汚れているとせっかくの綺麗な家ももったいないですよね。清潔な住まいを保ち、気持ちよく生活するためにも、お掃除の基本を知っておくことは大切です。
この記事では、場所や設備ごとに家全体の掃除方法を網羅的に紹介しています。
最後まで読めば、家の掃除や洗浄に必要なほとんどの情報を得られるので、きっとこれからの生活がさらに健康的で清潔になるでしょう。
掃除の仕方が分からない時、最初にすること。
掃除を始める前に、掃除の目的が定まっているのであれば、下記のリンクからそれぞれの項目にジャンプできます。
- 掃除をしないとどうなるか知りたい人はこちら
「ほっておくと掃除が厄介になる原因」
- 掃除道具の扱い方が知りたい人はこちら
「掃除の道具や洗剤と使い方」
- 手っ取り早く掃除を始めたい人はこちら
「掃除の裏ワザ」
- 掃除場所が決まっている人はこちら
「場所ごとの掃除方法とポイント」
- 家の設備以外を掃除したい人はこちら
「その他の掃除や洗浄」
- なるべく環境負荷をかけずに掃除したい人はこちら
「環境に優しい掃除 方法」
目的に合わせて自分の知りたい情報をピックアップして、効率的にお家を掃除していきましょう。
掃除の基礎から順をおって学びたい、という人はこのまま読み進めていただければと思います。
掃除の用品と道具
家の掃除を始めるには、まずは掃除道具からそろえましょう。もちろん、掃除場所、汚れによって必要な掃除道具は変わってきます。
以下は、掃除場所によって必要な基本的な掃除道具です。
共通した道具 |
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お風呂 |
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トイレ |
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洗面台 |
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キッチン |
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洗濯機 |
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そのほかの場所 |
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必要に応じてこれ以外の道具も必要になりますが、まずは基本的な道具を準備しましょう。
特に、共通している道具は様々な場所で必要になります。優先的に用意しましょう。
掃除のやり方とコツ
どの場所を掃除するにしても、共通したコツがあります。
それは、こまめに掃除することです。
汚れは放置するとどんどん落としにくくなり、掃除にかかる時間や労力が増えていきます。
また、汚れがつくと劣化してしまうものもあるので、掃除は定期的にもしくは汚れが気になった段階で、速やかの行うことが大切です。
毎回、完璧に掃除しようとはせず、汚れやすい場所だけを掃除すると、あまり手間も時間もかかりません。
掃除の基本は、まずは場所ごとに掃除の頻度を決めて、こまめに掃除を行うことです。
掃除のエリアと目安
各場所の掃除頻度の目安についてこちらで紹介しています。
- お風呂
- トイレ
- 洗面代
- キッチン
- 洗濯機
- そのほかの場所
ほっておくと掃除が厄介になる原因
家屋につく汚れの中でも、特に優先的に掃除しなければいけないものがあります。
放置してしまうと汚れが落ちにくくなるだけではなく、建物や設備を劣化させたり、健康被害をもたらすこともあったりと深刻な問題に発展します。
「結露」、「カビ」、「バイオフィルム」は見つけ次第除去するか、発生させないよう予防が必要です。
それぞれの、特徴と被害について解説します。
結露
結露は一般的には窓に水滴がつくこととして知られています。結露が起こると、カビや雑菌の繁殖を起こしますが実は結露には2つの種類が存在します。
普段私たちがみる結露は「外部結露」と呼ばれ、冬の寒い時期に温められた空気が冷たい窓に触れることによって、急速に空気が冷やされることで水滴がつきます。外部結露は見つけ次第、拭き取ることで除去できますが深刻な問題になるのはもう一つの「内部結露」です。
内部結露は、夏や梅雨のじめじめした季節に起こり、家屋の壁の中の空気がエアコンと外気の温度差によって過飽和することで、壁内に水滴が付着します。外部結露と異なり取り除くことができず、壁の中で気がつかないうちにカビや腐食が進行し、建物に深刻なダメージを与えてしまいます。内部結露は、断熱材を正しく構成することで予防できますが、出来上がった家では防湿シートを壁に貼って対策します。
また、住んでいる家屋の断熱材が正しく配置されているのかは、専門業者に確認する必要があります。
カビ
カビは家屋のあらゆる場所に発生します。先述した、結露によっても起こりますが、最もカビが発生しやすいのはキッチンとお風呂です。カビは高温多湿な環境で繁殖しやすく、キッチンとお風呂は暖かいお湯を使い常に水分がある場所です。
また、食べかすや洗い流した皮脂などもカビの栄養源となるため、お風呂とキッチンでは時にカビ対策が必要です。
カビには様々な種類がありますが、特に黒カビが発生すると厄介で、なかなか取り除けず、放置してしまうと気管支炎やアレルギーを引き起こすことがあります。特に、小さな子どもがいる家庭では注意したい汚れの一つです。
バイオフィルム
バイオフィルとは、微生物が集まってできた汚れのことで、排水管内やお風呂のすみなどの汚れがたまりやすい水周りで発生しやすい汚れです。トイレに付着する尿石や、口の中の歯石やプラークなどのバイオフィルムの一種です。
バイオフィルムは自然界のあらゆる場所で発生しますが、人間の生活圏にできるバイオフィルムは私たちにとっては有害です。トイレやキッチンの排水口の奥に発生し、雑菌の温床となり、臭いや害虫の発生源になります。放置してしまうと、排水管内に固着してしまい、専門の業者でなければ掃除が困難になってしまいます。
バイオフィルムについてはこちらの記事もご覧ください。
掃除の道具や洗剤と使い方
掃除に使う道具や洗剤は、様々なものが販売されています。
一見すると、どれも必要なように見えますが、家を清潔に保つためには必要最低限の道具さえあれば十分です。
もしくは、基本のものを最初にそろえて、必要に応じて買い足すことをおすすめします。
まずは、よく使う道具と洗剤を知って、優先順位を決めてから購入するようにしましょう。
よく使う掃除道具や洗剤
各エリアの掃除のための洗剤を一覧にしました。
後ほど、詳しく解説しますが以下の全てを一度にそろえる必要はありません。
お風呂で使う洗剤と道具 |
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トイレで使う洗剤と道具 |
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洗面台で使う洗剤と道具 |
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キッチンで使う洗剤と道具 |
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洗濯機で使う洗剤と道具 |
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塩素系漂白剤や酸性洗剤、パイプクリーナーは各エリア専門のものと、共通して使えるものが販売されています。共通するものを購入することで、掃除にかかるコストを抑えられます一方、ブラシやスポンジなどの掃除道具、適した中性洗剤はそのエリアでしか使えないので、優先的にそろえましょう。
掃除道具の使い方
水回りに共通した掃除道具で大切なことは、使用後にしっかりと乾燥させ、必要であれば除菌することです。スポンジやブラシなど、使ったまま放置してしまうと、それ自体に雑菌がついてしまい、次に使用するときに返って汚れを広げてしまいます。
食器とシンクを掃除するスポンジは別々のものを使用し、使用したあとは洗剤につけて除菌しておくことが大切です。トイレブラシを使用したあとは、受け皿とブラシをすすいで風通しの良いところで乾燥させておきます。掃除道具は、なるべく清潔な状態を保ちましょう。
掃除道具の選び方
掃除道具は、そのエリア専用のものを広さに合わせて用意しましょう。例えば、お風呂では、天井まで届く持ち手のついたバスブラシがあると便利です。
また、使用する場所によってスポンジを変えましょう。
同じキッチンでも、排水口を洗うスポンジと食器を洗うスポンジが一緒なのは、衛生的に問題があります。洗面台でも、しっかり洗える洗面器と鏡で使用するスポンジの硬さを変えることで、掃除が効率的になるでしょう。鏡には樹脂からできているメラミンスポンジがおすすめです。
通常のスポンジよりも密度が高いので、軽い力で汚れが取れ、鏡や繊細な部分に磨き傷がつくのを防げるでしょう。
家にあると便利な洗剤と使い方
家の掃除で特におすすめしたいのは、「クエン酸」と「重曹」でどちらも掃除用のものが薬局などで購入可能です。
クエン酸がもつ酸性の効果でアルカリ性の汚れを落としやすくなり、重曹はアルカリ性の性質を持っているので酸性汚れに有効です。
どちらも、食品にも使われるくらい安全な物質で、混ぜても問題ありません。
家庭のほとんどのエリアで使用でき、カビや水あかなど頑固な汚れにも効果があります。
クエン酸と重曹が有効な汚れをまとめました。
クエン酸が有効な汚れ |
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重曹が有効な汚れ |
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ただし、重曹はカビ取りに有効なものの、洗濯槽には使用できないので注意しましょう。
掃除の裏ワザ
地道に掃除を行うことも大切ですが、掃除を驚くほど楽にする裏ワザを知っておくと、掃除の時間をかなり短縮できます。
落ちにくい汚れも綺麗になるので、ぜひ裏ワザもチェックしておきましょう。
掃除を簡単にする裏技
例えば、キッチンやお風呂に発生する水あかは、普通の中性洗剤ではなかなか落とせない汚れです。
しかし、料理で使用するキッチンペーパーとラップを使って簡単に落とすことが可能です。
キッチンペーパーにクエン酸を溶かした水を吹きかけ、汚れの気になる部分に貼り付けます。
その上からラップをして1時間以上放置すると、クエン酸が水あかに染み込んで、拭き取るだけで簡単に落とせるようになります。
また、アルミホイルを丸めて排水口の中に入れておくだけで、臭いやぬめりの防止になります。
そのほか、様々な裏ワザをこちらの記事で詳しく紹介しています。
掃除の際のお役立ちアイテム
キッチンペーパーや、ラップ以外にも意外な道具が掃除に役立ちます。
水あかの汚れに有効なクエン酸は、実は料理に使う酢でも代用できます。食物酢に含まれる酢酸の効果が、クエン酸とほぼ同じ効果を発揮して、アルカリ性の汚れを中和します。
また、お風呂掃除などで使用するゴム手袋はリビングの掃除にも有効です。ゴム手袋をつけて、カーペットをなでるとカーペットに付着した汚れがゴム手袋につくので、簡単にほこりを取ることが可能です。
使い古した軍手や靴下、ストッキングも拭き掃除を効率的にしてくれるアイテムです。軍手や靴下は中にビニール手袋をつけてぞうきん代わりに使用でき、指が自由なので細い隙間の汚れも取ることができます。ストッキングを棒に被せて擦ると、静電気が発生して汚れを簡単に吸着できます。
捨てる予定の衣類などあれば、積極的に掃除に利用しましょう。
掃除の効果的な方法
掃除を効果的にするためには、ちょっとした工夫も大切です。
例えば、キッチンやお風呂、洗面台につく油汚れや皮脂汚れなどの油分は、熱を加えると柔らかくなる性質を持っています。なかなか落ちない油汚れは、お湯をつけたぞうきんで掃除すると、洗剤を使わなくても落とすことが可能です。
また、せっかく食器やフライパンを綺麗に洗っても、油汚れをそのまま排水口に流してしまうと今度は排水口の中で油が冷えて固まってしまいます。バイオフィルムの原因になるので、油汚れは排水口に流す前にキッチンペーパーで拭き取ってから洗うことで、排水口に汚れがたまるのを防いでくれます。
他の場所を汚さないことを考えることで、効率よく掃除できるでしょう。
掃除のおすすめの洗剤
家に発生する汚れに対応する洗剤と、それぞれの特徴を一覧にしました。
洗剤の種類 | 特徴 | 対応する汚れ |
酸性洗剤 |
| アルカリ性由来の汚れに有効で、消臭効果も高いのが特徴です。トイレや排水口の中のバイオフィルムの除去にも有効です。 洗剤によって酸性の強さが異なり、強いものを扱う際は注意が必要です。 |
中性洗剤 |
| 臭いが少なく、人体にも影響があまりない使いやすい洗剤で、食器用、お風呂用、トイレ用など様々なものが販売されています。 ただし、頑固な汚れの洗浄は苦手です。 |
アルカリ性洗剤 |
| アルカリ性洗剤は、酸性の汚れに有効です。油汚れや酸性由来の臭いを除去する効果があり、カビ取りも可能です。 弱アルカリ性とアルカリ性の洗剤があり、強いものの使用には注意が必要です。 |
エコ洗剤 |
| 人や環境に配慮されて作られた洗剤です。化学合成物質を使用せずに汚れを落とします。 天然由来の酵素や微生物、ナノバブルを利用して作られています。 |
アルカリ性洗剤と酸性洗剤は絶対に混ぜないようにしましょう。混ぜると、有害なガスが発生し非常に危険です。
場所ごとの掃除方法とポイント
お風呂の場所ごとの掃除方法についてまとめました。
どのくらいの頻度で行うのか、どんな部分に掃除が必要なのかを紹介しています。
詳しい手順は各リンクをご覧ください。
お風呂
お風呂掃除は毎日の簡単なお手入れと、定期的に各設備の掃除が必要です。
お風呂掃除の基本は、水分や湿気をため込まないことです。お風呂は高温多湿な場所で、皮脂汚れや水あかが発生しやすく、カビが繁殖する条件がそろっています。使ったあとは、水気を拭き取るなどして湿度対策を行いましょう。
風呂釜
風呂釜は、月に1回から少なくとも3カ月に1回は掃除が必要です。
湯船から皮脂汚れが侵入しやすく、放置してしまうと風呂釜自体が雑菌の温床となります。
>>詳しい洗い方
おいだき配管
家庭用の追い焚き配管は2種類あり、それぞれ掃除の方法が異なります。風呂釜と一体となっているものもあり、掃除頻度も風呂釜と合わせると効率的です。
壁
お風呂の壁は、知らず知らずのうちに汚れが付着しているポイントです。
体を洗うときに飛び散った石けんかすや皮脂が付着し、気がついたときにはカビが発生していることも。週に1回は汚れをチェックして、掃除しましょう。
トイレ
トイレ掃除は1週間に1度は必ず掃除を行い、設備ごとに定期的に洗浄します。
トイレ掃除を難しく感じてしまう人もいるようですが、慣れると水回りの中でも最も時間をかけずに掃除が可能です。
トイレタンク
トイレタンクは普段なかなか開けることはありませんが、中に常に水がたまっているのでカビが発生しやすいポイントです。
1カ月に1回重曹を使って簡単な掃除を行い、3カ月に1回はトイレタンク内を確認して、汚れがついていたら洗浄しましょう。
便座
便座は特に前側と便器との結合パーツが汚れやすいポイントです。トイレ掃除は、汚れやすいポイントを知っておくことでスムーズに洗浄可能です。
便器
便器は水たまり部分と、見えにくいふちに汚れがつきやすく、時間がたつと頑固な汚れになってしまいます。
週に1回のお手入れを通して清潔に保つことが大切です。
- ウォシュレット
ウォシュレットの汚れには気が付きにくく、気がついたときには頑固な汚れになっていることがあります。
尿石による黄ばみや水あか、カビなどがつきやすいので注意しましょう。便座、便器、ウォシュレットの詳しい掃除の手順はこちら。
洗面所
洗面所は水あかや、歯磨き粉や洗顔料による石けんかすがつきやすい場所です。
髪の毛なども落ちるので、排水口が詰まりやすくこまめな掃除が必要です。
キッチン
キッチンには様々な設備があり、多くの汚れが付着する場所です。
キッチンの排水口には特に注意が必要で、トイレよりも細菌の数が多いと言われています。
シンク
食器や食材を洗うシンクは、料理をしたら必ず掃除しましょう。
キッチンの設備は、使ったら洗うことが大切です。
排水溝のゴミ受け
排水口のゴミ受けはキッチンの中でも最も雑菌が繁殖しやすいポイントです。
放置してしまうと、カビやぬめりなどのバイオフィルムが簡単にできてしまいます。
毎日料理をするのであれば、1日の終わりに必ず掃除し、あまり料理をしなくても3日に1回はチェックしておきましょう。
排水管
手の届かない排水管の中は、パイプクリーナーを使って掃除します。
液体のものとタブレットタイプのものがあり、投入するだけで掃除が完了します。
食洗機
食器を洗う食洗機も、使用したあとはフィルターの掃除が必要です。
また、定期的に内部のパーツも洗浄しましょう。
製氷機
冷蔵庫に備え付けられている製氷機には水あかや、まれにカビが発生します。
タンク内にはぬめりもつきやすいので、週に1回は水洗いしましょう。
洗濯機
ドラム式と縦型の洗濯機では構造が違うため、掃除方法も異なります。
一般的に、縦型はドラム式よりも湿気がたまりやすいので、掃除頻度も高くなります。
洗濯槽やフィルターは放置するとカビが発生し、せっかく洗濯しても返って衣類を汚してしまいます。
洗濯槽
洗濯槽は週に1回、専用のクリーナーを使って掃除します。洗濯槽にはカビが非常にたまりやすいので、常に清潔にしておきましょう。
乾燥機フィルター
乾燥機のフィルターは使用するたびに、中にたまったほこりを取り除きます。また、フィルターが設置されている部分にも汚れがたまるので、一緒に掃除します。
水回りの掃除を手抜きできる方法
水回りの掃除は「ナノバブル」を使用することで、かなりの手順を省略できます。
ナノバブルは、1μm未満の極小の泡のことで、この小さな泡が汚れと対象物の隙間に入り込んで浮かして落とします。酸性、アルカリ性の汚れを関係なく洗浄でき、また使う洗剤の量を減らすことも可能です。実際に、清掃業者はお風呂の追い焚き配管内や風呂釜の洗浄にナノバブルを使用しています。ナノバブルの泡が配管内に入り込んで、配管内にたまった汚れを落としてくれます。
また、洗濯槽のカビもナノバブルだけで落とせるので、洗濯機を使っているだけで、常に清潔な状態に保てます。
では、家でナノバブルを使うためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
家庭でナノバブルを使用するには『UFB DUAL®️(ユーエフビーデュアル)』がおすすめです。UFB DUAL®️は水道管に直接取り付けるタイプのナノバブル発生装置で、家中の水をナノバブル化でき、しかも水圧に影響を与えない最新のアイテムです。
その他の掃除や洗浄
家庭では、水回り以外にも様々な汚れが発生します。
外からの汚れが侵入しやすい玄関や窓、家族が団らんするリビング、ペットを飼っている家はさらに汚れやすいかもしれません。
また、私たちの体にも日々の生活で様々な汚れが付着します。
ここでは、水回り以外の場所の洗浄方法について解説します。
詳しい掃除方法はリンク先を参考にしてみてください。
リビング
家族が集まるリビングには、手あかや皮脂、髪の毛、食べ物のかす、ペットがいる場合はペットの毛、飲み物をこぼしたときにはシミなども発生します。汚れたらすぐに掃除を行い、定期的に拭き掃除と掃き掃除を行いましょう。
窓
窓には結露が発生し、放置してしまうと室内にカビを発生させてしまいます。また、窓のシーリング部分にもカビは発生し、ふちには外からとんできたほこりや砂も蓄積します。
結露は、家にとって深刻なトラブルに発展しかねませんし、窓が汚れていると外からみたときに非常に汚く見えます。湿気を発生させる観葉植物は、窓のそばに置くと結露をできやすくしてしまいます。家具の配置を見直し、結露の防止剤などを使って結露を予防しましょう。壁紙
壁紙は長年使っていると、中の接着剤が変色し表面の色に影響を与えることがあります。
また、断熱材の素材によっては内部結露によって、カビが発生することも考えられます。表面的な汚れは、壁紙の交換や拭き取ることで対処できますが、壁に結露が発生していることに気がついたら専門の業者に連絡しましょう。玄関
玄関は外部の汚れが持ち込まれやすい場所です。砂や泥、雨の日に靴を通して雨水も入ってきます。雨水や汗で湿った状態の靴をそのまま靴箱に入れてしまうと、靴箱や靴にカビが発生する原因となります。靴は乾かしてから収納するようにし、月に1回は靴箱の中を掃除しましょう。
庭
庭の砂利や植物が汚れると、家の外観に大きな影響を与えます。
植物を育てている場合は、手入れをこまめに行って、庭の砂利の汚れが気になったら水で洗浄します。砂利
砂利には、鉄のサビや落ち葉の色がつきやすく、日陰になる部分ではコケやカビができることもあります。色がついた砂利は、たらいやバケツに入れて水洗いすることで洗浄が可能です。
ただし、漂白剤を使用してしまうと周囲の植物やペットや子どもに影響を与えることがあるので、基本的に使わないようにします。
ペット
ペットを飼っている家庭では、トイレの掃除や水槽の掃除、ペット自身を洗浄する必要があります。
トイレや水槽はペットが使うものなので、ペットへの影響を最小限にすることに注意しながら清潔に保ちましょう。
トイレ
猫や犬のトイレは、週に1回の掃除と、毎日のフンの処理を行います。ペットが排泄を行ったらすぐに処理するのがベストですが、仕事や家事などでそうは行かないこともあります。その場合は、1日2回に分けてフンを処理しましょう。
定期的な洗浄では、ペットに影響が少ないように専用の洗剤を利用します。
水槽
熱帯魚の水槽は、時間の経過とともにガラス面にコケがつきます。コケがつくと、水槽の中が見えにくくなるので、水質の変化に気がつくのが遅れます。ついたコケは、スポンジやスクレーパーを使って除去しましょう。
ただし、水槽はバクテリアの力によって浄化されているので、水槽を掃除する際はなるべくバクテリアの数を減らさないように作業しましょう。
楽器や道具など
子どもの部活や趣味に使う道具や日用家電の中には、定期的に洗浄が必要なものがあります。
楽器や野球の道具、お湯を沸かすのに使うポットなど、それぞれの道具に合わせた洗浄を行います。
トランペット
吹奏楽やオーケストラで使用するトランペットには、唾液や手あか、油などの汚れが付着します。使用したあとは、スワブを使って必ず中の水分を拭き取り、月に1回はバルブを分解して油を差し替えましょう。専門の業者に、定期的にメンテナンスに出すことも大切です。
野球グローブ
野球のグローブは本革でできているので、基本的に水洗いは厳禁です。使用したあとはブラシを使って汚れを取り除き、クリームで油分を補給します。
掃除のあとは寝かして置くと型崩れの原因になるので、指の部分を下にして縦にして保存しておきましょう。
ポット
お湯を沸かすために使うポットには、水あかやほこり、キッチンの近くにおいているのであれば油汚れも付着します。水あかはクエン酸などを使って落とし、ポットの外部についたほこりや油は中性洗剤や重曹を使って落とします。ポットは逆さまにして乾かすと、故障の可能性もあるので注意しましょう。
加湿器
加湿器の中には水あかやカビなどが発生しやすく、汚れを放置してしまうと、カビの胞子を部屋中にまき散らしてしまいます。
そのため、週に1回はタンクの洗浄が必要です。
加湿器のタイプによって掃除の方法が異なるので、詳しくはリンク先をご覧ください。
美容、衛生
健康的で清潔な生活のためには、体の洗浄も大切です。
身だしなみを整えることで、仕事やプライベートでも様々なチャンスが巡ってきます。
スキンケアやデンタルケアを行って、体の調子を整えておきましょう。
毛穴
スキンケアを行わないと、毛穴の中に皮脂汚れなどの汚れが蓄積されます。古い皮脂がたまると、その中でニキビの原因となるアクネ菌が繁殖し毛穴を炎症させます。後になることも考えられるので、毎日のスキンケアを通してニキビを予防しましょう。毎朝毎晩洗顔を行い、化粧水や美容液を使って肌を保湿します。3日に1回は拭き取り化粧水を使って、毛穴にたまった角栓を取り除きましょう。
頭皮
頭皮が荒れたり、毛穴が詰まったりすると、抜け毛や白髪の原因になります。毎日必ずシャンプーを行い、トリートメントしたあとは、洗剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。
ドライヤーを使って乾燥させることで、ぬめりやカサつきも防止できます。
歯周ポケット
歯茎にプラークがたまると、歯周病の原因となります。歯周病は様々な合併症を引き起こす、非常に危険な症状です。歯周病を予防するためには、歯と歯茎の間の歯周ポケットにたまったプラークをしっかり落とすことが大切です。歯磨きや歯間ブラシを使って、デンタルケアもしっかり行いましょう。
ナノバブルの力で汚れをとる
水回りの掃除で有効だったナノバブルは、それ以外の場所の掃除でも活躍します。
UFB DUAL®️によって作られるナノバブルは、水道管内の水と空気だけで作られます。
そのため、通常の水道水と同等の清潔さで、敏感肌の人や子ども、ペットも安心して利用できます。
特に、ペットの洗浄にはおすすめで、ペットのストレスになる洗剤を使わなくても十分に綺麗にできます。さらには、臭いの原因となる皮脂まで取り除くので、動物特有の臭いも軽減が可能です。
もちろん、人体にとっても有効で、毛穴の奥の汚れや頭皮の油汚れを取り除き、ニキビや抜け毛を予防します。
この高い洗浄力の背景には、ナノバブルの小さな気泡と、泡一つひとつがマイナスの電荷を帯電していることが関係しています。
マイナス電荷を持つナノバブルは、プラス電荷をもつ生物由来の汚れに吸着する性質を持っており、油汚れや皮脂汚れに非常に有効なのです。
環境に優しい掃除 方法
近年の環境意識への高まりから、家庭の掃除においても環境負荷を与えない掃除方法が注目されています。
化学合成物質を使用していないエコ洗剤や、クエン酸や重曹を用いることで、家庭でも環境に優しい掃除の実践が可能です。
ちなみに、エコ洗剤の中にはナノバブルの技術を用いて作られているものもあります。
ナノバブルには、捨てるべき容器も、排出する化学物質も含まれていないので、高い洗浄力を実現しながら、環境価値の高い掃除が可能です。
さらに、ナノバブルを使うことで少ない水の量で汚れの洗浄ができるので、水の節約にもつながります。
ナノバブルを用いることで、環境に優しい掃除が実現できるでしょう。
普段の掃除が楽できる「おうち丸ごとナノバブル®」とは?
「おうち丸ごとナノバブル®︎」にすると、家庭のあらゆる掃除の手間がかなり削減されます。
お風呂や洗濯機、トイレ、キッチンの排水口などは、ナノバブルを含んだ水を流すだけで、特別な掃除をしなくても常に清潔な状態を保てます。
そのほかの「洗う」という行為に必要な、全ての時間と水の量を節約できます。
キッチンで使用すれば、野菜や食材の洗浄が簡単になり、お風呂で使えば美容サロンのようなスキンケアが体感できます。
洗濯機で使用すれば、洋服についた臭いと汚れを効率的に洗浄し、さらに洗濯槽も自動的に洗ってくれます。
おうち丸ごとナノバブル®︎を実現するためには、UFB DUAL®が最も手軽な方法です。
水道メーターの直後にナノバブル生成ノズルを取り付けるだけで、家中でナノバブルの使用が可能になります。
まとめ
家の掃除に関する情報を総合してまとめてきました。
ナノバブルを掃除に導入することで、家庭で必要な掃除のほとんどの手間を削減できます。
間接的に、使用する水の量や洗剤の量も減らせるので、環境負荷をかけずに家の清潔さを保てるようになるでしょう。
UFB DUAL®は最新の技術によって、水道の水圧にほとんど影響を与えず、家中をナノバブル化することを実現しました。
一般家庭に先駆け、美容サロンや歯科クリニックではすでに導入が進んでいます。
近未来の技術を、ぜひ家庭でも体感してみてください。
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